商品番号:1519991
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
吉織物【 吉三郎 】より大島紬好きの方がいつかは…
と言われる割込式の絣による、古典柄を織り上げた
本場大島紬のご紹介です。
割込式の絣は締めや織りなどの技法が
大変難しく、製織できる職人が限られるため
昨今中々お見かけいたしません。
泥染めの大島でも凝った絣の作品を
お探しの大島紬ファンの方におすすめいたします。
【 お色柄 】
薄手でしなやかな地風の泥染めによる濃褐色地に
カタス式と一元式の絣の表情がそれぞれ浮かぶ
繊細な割込式の絣にて、笹蔓や遠州市松、亀甲の形の
鏡裏のようなお柄が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 割り込み式絣について 】
(1)経絣糸2本、緯絣糸2本
(2)経地糸2本、緯地糸2本
(3)経絣糸1本、緯絣糸1本
(4)経地糸1本、緯地糸1本
が繰り返されており、絣糸の配列が一元、
カタス式、一元式、カタス式と連続し、
一元の十字、カタスの「T」字が、丁度
アルファベットの「I」と「E」を
連ねたような表情となる。
絣糸の数が変化するため、絣合わせが難しく
製織技術が一度途絶えたが、昭和40年代なかばに
復活、現在は製織できる職人が限られるため
また減少の一途をたどっている。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:黒地・縞柄
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・本場大島紬
本場大島紬織物協同組合の商標
古代染色純泥染の証紙
製織:吉三郎商店
身丈(背より) | 159.5cm (適応身長164.5cm~154.5cm) (4尺2寸1分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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