商品番号:1519064
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
7マルキ一元式の絣でお柄を織りあげ、
染による彩色を重ねた特選本場大島紬の
ご紹介です。
泥染めの大島ならではの落ち着いた印象のお品。
お手持ちの帯や小物とも相性がよく、
また、流行り廃りなく、ご年齢を問わず
カジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
泥染めの大島ならではの黒褐色地をベースに、
一元式の絣にて、デフォルメされた実を結んだ
蔦葉のお柄を織りだし、そのお柄に重ねるように
褐色で彩色が施されております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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一元式・カタス式について
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絣による柄表現は絣糸を経緯(たてよこ)交差させて
作られるが、その交差点の作り方によって、大まかに
「一元(ひともと)式」と「片ス(カタス)式」の
2種が存在する。
・一元式…経糸2本、緯糸2本を交差させ、
風車のような井型の絣構成。
本来の大島紬はこの一元式で製織されていた。
・片ス(カタス)式…経糸1本、緯糸2本で、
T字型の絣構成。
経糸の絣糸が1本のため方数(カタス)と
いわれたのが名称の由来。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:葡萄茶・無地
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)・本場大島紬
本場奄美大島紬織物協同組合の証紙
古代染色純泥染の証紙
製織:久保一二
身丈(背より) | 156.5cm (適応身長161.5cm~151.5cm) (4尺1寸3分) |
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裄丈 | 62cm(1尺6寸4分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 47.2cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 27.5cm(7寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm (1尺 7寸 4分) 袖巾34cm (9寸 0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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