商品番号:1519004
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
黄綬褒賞受賞伝統工芸士・卓越技能賞(現代の名工)受賞の大城廣四郎氏。
その志を現代に引き継ぐ織物工房による、
草木染め・手織りの本場琉球南風原花織。
中でも滅多と出逢う事のない訪問着でございます。
草木染めであり、手織りであり…
琉球の職人さんの情熱をひしひしと感じます。
花織の良きお色が映える素敵な一本。
どうか、この機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
深い藍色の絹地には一面に花織を織りなして。
生糸の艶めきが美しいその絹地には、
お袖やお裾元に横段模様を織り上げました。
花織の立体的な表現。
どこかふっくりとしたナチュラルな表面が、
織物らしいやわらかみを感じさせて。
どんなにもつれた糸でも解きほぐす位の忍耐と辛抱強さ。
花織の織り手さんには、心の強さがございます。
沖縄人の強くあたたかな精神とともに…
美しいく花開いた布を、豊かな心で楽しみたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大城廣四郎について 】
黄綬褒章受賞
伝統工芸士
卓越技能賞(現代の名工)受賞
勲六等瑞宝章受賞
輝くような受賞歴を持つ大城廣四郎氏。
琉球の染織工芸の世界では、カリスマ的な存在として知られております。
沖縄の伝統産業のほとんどがそうだったように、
琉球かすりもまた家業として受け継がれてきました。
小さな頃から家の仕事として手伝いをし、
ものごころついた時にはすでに絣の技術を身につけていたという人が多いのもそのため。
廣四郎さんも職人たちが話すのを聞いているうちに、
自然と機織の基礎が身についたと語られています。
戦後、苦労して苦労して、生きるための手段として選んだ機織り。
現金収入を得る手段としての機織りがいつしか人の心を打ち、
現代の名工として認められるまでとなったなったそこまでの努力と情熱。
その努力と情熱は、織物工房の職人ひとりひとりにしっかりと受け継がれ、
今でも工房の品々は、見る者に手仕事の感動を与えます。
廣四郎さんが織をはじめたのは戦後のこと。
琉球かすりは戦前は沖縄本島南部、那覇泊といった地域で作られていましたが、
戦後は南風原町を中心に復興され、現在はそのほとんどが南風原産です。
その南風原町に大城廣四郎織物工場はあります。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:藍色
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 31cm(8寸2分) |
後巾 | 33cm(8寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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