商品番号:1518556
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
シンプルですっきり、凛とした面持ち。
創作性豊かなおきものづくりをされている、
老舗、仙太織物謹製の本場大島紬のご紹介です。
今回のお品は、鬱金染めの糸を用いて織り上げたお品でございます。
いつもと違った大島紬をお探しの方、必見です!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
シックな黒色の大島地。
そこに織り描かれたのは、黄色い鬱金染による絣糸を用いた
「深山」と題された意匠。
古典のお柄を創作性豊かに表したハイセンスな仕上がりでございます。
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【仙太郎織物について】
大正時代に創業した仙太郎織物。
初代仙太郎氏は、当時有名老舗のオリジナルを始めとする人気の柄を次々に生み出し、大島紬の図案家として一世を風靡した名工でした。
図案のみならず、製作工程のすべてに精通していたという、
言わば大島紬のプロデューサー。多くの染職人や織り子を、
温かい思いやりと厳しい技術指導で育て上げ、通産大臣の表彰も受けたということから、
そのものづくりにかける姿勢がうかがえます。
そしてその名を不動のものにした、仙太郎の鬱金染め。
琉球時代には薬用としての専売品だったという鬱金。
染料としての歴史は平安中期とあり、
その防虫殺菌効果から産着の染めにも用いられていたとか。
仙太織物では春鬱金を染料に用い、人間の肌に一番しっくりとくる自然の色を織物に表現しています。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:山吹鼠色(ぼかし)
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、お稽古、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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