商品番号:1517695
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
お着物を着られる方でしたら誰もが一度は憧れたことはあるはず…。
どの時代においても高い人気を誇る【 本場色大島紬 】でございます。
大島の命とも言うべき泥染めは、テーチ木(車輪梅)の液で
数十回も繰り返し染めることから始まります。
テーチ木のタンニン酸によって赤褐色に変わった絹糸を、
今度は泥田につけて何度も染めます。
タンニン酸と泥に含まれる鉄分が化合して糸はやわらかくなり、
決して化学染料では表わす事ができない
独特の渋みのあるダークな色調に染め上がります。
常に経緯の糸が正しく交差するよう、また糸にいつも均等な力がかかるよう、
織り手には細心の注意が要求され、7~8cm織りすすむごとに、
細い針の先で絣を正しくそろえる作業を行いますので、
平均して40日前後、最高級の手の込んだものとなりますと、
一年以上の月日の末にやっと一反が生み出されることもあります。
中古品でございます。
襟裏にホック錆がございますが、表からは目立たない為、
お届け後すぐにお楽しみいただけます。
母から娘へ、大切に末永くお召しいただく作品として…
本物を求める方に、ご堪能いただければ幸いです。
一挙1,000点揃えてお値打ち大島をご紹介させていただきます!
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
[ 有栖川 ]と銘打たれた本品。
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、さらりと肌に軽い着心地は
一度袖を通されるとやみつきになることでしょう。
シックに味わい深い萌葱色を基調とした地に繊細に織りなされた菱草花の模様。
いついつまでも飽きの来ない表情と、文字では表現しきれないその奥行きを、
是非お手元でご実感いただきたく思います。
気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…
八掛は地色に馴染む常磐
色にて、心地の良いアクセントを感じさせております。
ごく細やかな構図を絣の密度の変化で表現したハイクラスの一枚。
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを感じながら
カジュアルの場面を誰よりもお楽しみください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
ホック錆が襟裏にございますが、着装時には目立たない為
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
矢印の幅は1cmです。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製は手縫いです。
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティ、展示会、音楽鑑賞、お食事、お出掛け、お稽古事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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