商品番号:1495680
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
着るにも見るにも完成された素晴らしさ…
洗練された日本が誇る紬!
世界三大織物に数えられます、単衣仕立ての本場白大島紬をご紹介いたします。
やはりなんといっても魅力的なその地…
美しくあるために考えつくされた大島紬は
一線を画す美を提供いたします。
また一目見てお分かりになられたことと存じます。
素晴らしい良柄!麗らかに着姿を飾ってくれる本品は
ご覧になられた方を清廉でさわやかな気分にさせること間違いございません…
一つは手元に置いておきたい白大島。
仕立て上がりでお値打ちに仕入れてまいりました。
どうぞごゆるりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合い。
美しく清廉な白大島の地に掠れた創作梅鉢立湧紋様を織り出しました。
梅鉢紋様が川流れのように流れゆく…
流麗でまるで動いているかのような美しさです。
正統派に単衣の時期にお召しになっても、
さまざまなコーディネートに組み合わせ単衣以外の時期にお召しになっても
よい、非常にお色柄に優れたお品と存じます。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、その染まらない部分が絣になります。
絣模様をくっきりと作るためには大変な力で締めつけて織り込む必要があるため、昔から男性の仕事とされてきました。
図案に合わせて締め機にかける糸を調節して、確実に、数ミリ単位の狂いもなく締め込んでいくというのは大変に緻密で根気がいる仕事。
ここで間違いが起こると絣模様ができなくなってしまうため、力があるというだけではできない難しい仕事です。
次に染め。
絣筵をほどいて綿糸をのぞくと、細かい模様が染められたシマシマの糸が現れ、そのシマシマが経緯(たてよこ)に組み合わせられて美しい模様となります。
一ミリ単位のズレも許されません。
そうしていくつもの工程を経て、丁寧に丁寧に織り上げられた一枚の織物。
まさに紬の女王の格をもつとされる、織物の中でも大変な高級品として着物ファンを虜にする独自の仕上がり、意匠が魅力をもっております。
大島紬は全工程がすべて手作業で、図案から製織まで、早いもので六ヶ月~一年近くかかります。
特に、他産地に見られない独特な技術を多く使用しているため、絣作り、織る時の絣合わせ、部分解きによる色のすり込み等、大変な苦労が一反一反に込められています。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
絹100%(縫製:手縫い)
※居敷当付き、背伏せあり
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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