商品番号:1516909
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
お品の少ない名門織処の希少な作品…
米沢の名機屋【 佐志め(さしめ)織物 】より、
袷もので知られるいおはた(五百機)織を用いて織りだされた、
味わい深い袋帯をご紹介致します。
お目に留まりましたら是非お見逃しなさいませんようお願い致します!
【色・柄】
ざっくりとした織り味に、ふうわりと軽くしなやかな風合い。
淡く穏やかな蒸栗色の帯地には
名物裂の一種でもある「苺錦」模様が織りだされました。
統一感ある彩りが絶妙に溶け合ったセンスのひと品。
ざっくりとした素材感がおもしろく、
シンプルなおきものにあわせられても存在感が高まりますし、
帯で遊ぶ現代のおきものファンの方にも自信をもっておすすめいたします。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【五百織(いおはた)について】
五百機とは、たくさんの織という意味で、
古くは万葉集にも織姫の織物として詠われております。
その名に恥じない、打ち込みの巧みさが、
本当にしなやかな地風を生み出した逸品です。
織女の 五百機立てて織る布の
秋さり衣 誰れか取り見む
織女がありとあらゆる全ての機をたてて織った布でできた秋の衣は、
いったいだれが見るのであろう…。と彦星を思う秋の歌がございます。
そんな天上の美しい衣を丁寧に織り上げるという祈りに想いを重ね、
コツコツ通りあげられた繊細な表情。
手間暇を惜しまず…。
丈夫に、しなやかな絹布で織り上げられた精緻な文様を込めております。
絹100%
長さ約4.45m
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、お稽古、芸術鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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