商品番号:1516778
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
織り手さんの減少が刻一刻と進み、
手織りと冠されるものでもほとんどが海外での製織となった今、
希少な西陣の手織り、織りの最高峰に位置するお品でございます。
老舗、おび弘の手織りの極上品をご紹介いたします。
どのような工芸帯よりも目をひく、唯一無二の色彩、意匠、その感性…
老舗名門、それも限られた【手織り】をこだわりとして製作された大変希少な一品。
織り手さんの減少が刻一刻と進み、
手織りと冠されるものでもほとんどが海外での製織となった今、
希少な「西陣の手織り」、織りの最高峰に位置する本袋帯で織り上げられております。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました
うっすらと締め跡がある程度で
その他汚れなどない美品としてお届けできます
【 お色柄 】
本当にしなやかな…
実に軽やかに織り上げられた帯地は、お締めになる方の負担にならず、
それでいて、極上の品格を目に心に楽しませてくれます。
まず驚くのはその豊かな絹の軽やかさ。
意匠のこの上ない豪華さとは異なり、
手織りだけが成し得る風合いを感じさせる風合いで織り上げられております。
しなやかで本当にしっとりとした淡いキャメルベージュの帯地。
意匠にはとび柄にて大小草紙紋をちらし
それぞれには歌仙道長紋や光琳波に菖蒲 しだれ桜
ボタンや菊 女郎花など四季の草花模様を
可憐 多彩にちりばめました
糸の発色、織りの質、構成、品格。
本物を知る方に。
また、本物をお探しの方に。
代々受け継いでゆくひと品に。
心を込めて、お届けいたします。
【 おび弘について 】
昭和40年、製織に良い環境、特に湿度に気を使い、
琵琶湖の北の山門湿原の森に工場を構えてより。
日本人古来の素朴さと根気のある地元の職人が、織り続けて現在に至るまで50有余年。
複雑な袋帯数種、名古屋帯、大相撲の締め込み等、多動の織物を手掛け、
伝統技術の後継に積極的に取り組まれております。
有名なエピソードとしてはその昔、
あのダイアナ妃来日の折、帯を献上されたこともある名門でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティー、式典、お付き添い、お食事会など
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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