商品番号:1514637
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
八丈島に自生する草木で染めた織物、本場黄八丈。
織物ファンの方には、ご存知の方も多くおられることでしょう。
今回ご紹介の単帯とは、通常の名古屋帯と違い、たれ先で折返しなどのない単衣仕立ての帯です。
お太鼓結びはもちろん、半分に織ってかがっていただければ、半巾帯としてもご使用頂けますので、
お好みに合わせて、様々にご愛用くださいませ!
※以前は、浴衣や盛夏のお着物に合わせて使用されていたようですが、
本品はやや厚みがありざっくりとした織り上がりですので、
袷、単衣のお着物へのコーディネートをおすすめいたします。
どんどん手に入りづらくなる黄八丈のお品。
現品限り、期間限定でお値打ちにご紹介させていただきますので
どうぞお見逃しなくお願いいたします!
【 色柄 】
まだみを用いて美しい茶色で織り出された黄八丈。
刈安と椎を用いた黄色と黒のシンプルな縞を織り上げて。
表情豊かにおしゃれな帯姿を作り上げます。
上等な織りのお着物などにあわせてお楽しみください。
終生の友として…
最高級のおしゃれ帯を、末長く存分にご堪能ください。
【 黄八丈について 】
黄八丈には、室町時代から貢絹の歴史がございます。
徳川時代には将軍家御用品となり、大名や御殿女中から、大奥を風靡しました。
徳川の中期以後は染織の技術が進み、
黄・樺・黒の三色を組み合わせた竪縞・格子縞が織られるようになり、
何百年もの継承がなされて現在に至っております。
黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮。
全て植物性の天然染色で、数十回の染めを繰り返します。
色をとめるために、黄・樺は木灰を、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。
本当に、手間暇をかけてつくられます。
ですので、長い年月を経ても変色することがなく逆に色が冴えをみせてくれます。
【 黄八丈について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年10月14日指定)
八丈島に伝わる草木染めの絹織物
その歴史は古く800年以前から納税品として納められ、
八丈島の名は「八丈織」から取られたとも言われる。
現在では後継者が少なく、黄八丈技術保存会が発足され
その技術者の保護にあたっている。
代表格である黄色の黄八丈の他に、黒を主にした
「黒八丈」、樺色を主とした「鳶八丈(とびはちじょう)」
がある。「ふしづけ」や「あくつけ」、「泥つけ」と
呼ばれる染めが特徴的で、糸染めに使う色は八丈刈安
(学名:コブナグサ)の黄、マダミ(学名:タブの木)の樺、
椎の木と泥染めを用いた黒の三色が主だった色で、八丈島の
厳しい自然の中で得られる染料が三色に限られた事に由来する。
製織には地機(じばた)が使われたが、現在はほぼ
高機(たかはた)による製織である。
伝統的な技術・技法
・先染めの平織り又は綾織りとする。
・よこ糸の打ち込みには、手投げ杼(てなげひ)を用いる。
・染色は、手作業による浸染とする。
※この場合において、染料は、コブナグサ、タブノキ又は
シイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。
他の地方で織られた類似品に米沢八丈、秋田八丈がある。
孤島で織られる着物好きの終着点。
絹100%
長さ約3.75m
全通柄
通産大臣指定伝統的工芸品証紙
黄八丈織物協同組合証紙付き
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織りのお着物
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