商品番号:1514508
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ふわり感じ取れる、人々のおおらかな心を感じる琉球の織物。
繊細な色彩と柔らかな花綜絖…
なんとも味わい深い南風原花織紬のご紹介でございます。
証紙等はございませんが、丁寧な緯糸使いに、
ムディの入ったハイクラスの逸品でございます。
目利きの方はどうぞお見逃しないようご覧くださいませ。
【 お色柄 】
触れると柔らか。
深みのある深支子色を基調とした紬地。
縞のなかにムディも織りだし、
ふわりと舞う花綜絖が織りなす花織り独特の風情。
ムディと呼ばれる螺旋状に見える絣が格子に織り込まれており、大変高度な技術を要します。
感性に響くような高貴さと、洗練されたハイセンスが見事に表現されております。
ムディは琉球王朝時代の上流階級の女性を彩ったお着物にその源流が見られ、
紺白のものは、日常用として用いられておりました。
その手縞をあしらうことにより、おきものとしての格調をそっと高めてくれます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:飴色
身丈(背より) | 153.5cm (適応身長158.5cm~148.5cm) (4尺0寸5分) |
---|---|
裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 47cm(1尺2寸4分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています