商品番号:1514273
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
ご存知、【誉田屋源兵衛】より、
小石丸の糸を一部用いて織り上げた風合い豊かな紋意匠地に、
奥深い柄を染めた訪問着のご紹介です。
極細の糸より織り上げられた生地は、
肌触り感がよく、光沢性、ドレープ性、
染着性、発色性に優れた上質地。
穏やかで上品なデザインで帯合わせもしやすく、
お茶席や和のお稽古、観劇などのシーンに
幅広く重宝して頂けることでしょう。
お仕立て上がりならではのお値段で入荷しましたので、
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【色・柄】
ふわりと光沢感のある絹地には
細やかな毘沙門亀甲と木の葉の地紋が浮かび、
見る角度によって地紋の浮き沈みが感じられます。
地色は上品な白藤色を基調として、
一面に蝋たたき染めの吹雪を施し、
お裾にかけて、深みのある紫色をぼかし染めました。
白藤色の部分と彩りの境目に、艷やかな金彩を施し
幻想的な面持ちに仕上がっております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 150cm (適応身長155cm~145cm) (3尺9寸6分) |
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裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 47cm(1尺2寸4分) |
前巾 | 26cm(6寸9分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付添い、軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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