商品番号:1513131
(税込)
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琉球の自然美を絹地に込めて…
紅型染師の安里和雄さんの美しい紅型のお品をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
サラリと爽やかな帯地に映える紅型らしい彩りに惹かれ
仕入れて参りました!
ひとつひとつの丁寧な手作業と、刺繍や金箔などを使わずに、
発色の鮮やかさと型のデザイン性だけで勝負した紅型。
妥協の許されないほんものの仕上がりをどうぞお手元でじっくりとお確かめください。
本場琉球紅型をお値打ちにお持ち頂ける今作。
いつかは紅型をと思われていた方にもおすすめのひと品です。
この機会、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【色・柄】
今回染め上げられた素材は、細やかに市松の地紋が浮かぶ西陣織の帯地。
この絹地は、爽やかな水色を基調として、
お柄には、お太鼓柄で丁寧に色挿しされた「石竹と鉄線」の花模様を表しました。
無地場があることで、斬新なデザイン。
紅型特有の型染の味わいに、落ち着きありつつも洗練された
鮮やかな藍の濃淡を込めた彩り。
淡い地色に浮かぶ意匠は、どこか懐かしい風情に…
琉球独特の情緒を醸し出しております。
【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上り)
◆お柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、行楽、カジュアルなパーティー、お食事会など。
◆あわせる着物 小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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