商品番号:1512284
(税込)
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【 仕入れ担当 竹中より 】
お着物ファンにも人気が高い本塩沢、
証紙などございませんが
その中でも老舗中の老舗、
やまだ織のお品として仕入れています
落款がありますので、作家ものだと思われますが
詳細はわかりかねます
豊かな自然に囲まれた雪国の実直な織物。
単衣にぴったりの地風をぜひとも一度お手元でご覧いただきたく思います。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
緯糸に強撚糸を織り、独特のシボ立ちをもたせた地。
くすみのある退紅色と薄雲鼠色、薄色を流れるように
暈し染め、繊細な縞模様をあらわしました。
彩り抑えた世界が洒落味あるなかにも
スッキリとした上品さが着姿に広がります。
袖を通して頂いた方の表情に寄り添い、さり気なく個性を演出する…
そのような本塩沢の織物をお楽しみ頂きたいと存じます。
お色、お柄共にシンプルですので
帯や小物合わせで様々なコーディネートを
お楽しみいただけることでしょう。
雪国の自然条件と実直な精神風土が重なってできた、洗練された着心地。
雪深い山里で一本一本の絹糸に心を込めて織り上げたお着物は…
着る人の心を美しく優雅にあらわすかのようでございます。
誠実な織りもの、本当に良いものをお届けいたします。
【 やまだ織について 】
やまだ織は大正2年(1913年)の創業。
大自然に恵まれた新潟県南魚沼市塩沢、新幹線の越後湯沢駅に程近い
豪雪地帯で、いにしえの昔から、先人より受け継がれてきた技を用い、
秀逸なお品を作り続けておられます。
昭和54年の最盛期、その当時32社であった塩沢織物のメーカーは
平成21年度では10社、年間生産反数も4万5千反をピークに、
現在は減産の一途をたどっております。
どんどん減産されていく、そのような現状の中で、
やまだ織はかたくなに伝統を守りながらものづくりを
つづけております。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈(背より) | 161.7cm (適応身長166.7cm~156.7cm) (4尺2寸7分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34.4cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.4cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾34.4cm(9寸1分) 袖丈52cm(1尺3寸7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事、ご旅行、お茶席、お稽古など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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