商品番号:1512238
(税込)
西陣の老舗、名門の誉れ高い≪帯屋捨松≫より
ハイグレードな手織すくい織の九寸名古屋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
軽くて透け感のある帯地の風合いと、
繊細なすくい織によって織り上げられた、風情溢れる意匠美に惹かれて
仕入れて参りました!
ただでさえ創作数の少ない捨松さんの夏帯…
これほどのハイクラス品となると、ほとんどお品がございません。
他にはない、夏の究極のひと品…
これほどの秀逸作にはなかなか出会えません!!
そのあたりの帯ではご満足されない通の方に…
自信と責任をもっておすすめいたします。
夏のオシャレに一味違う着姿をお楽しみくださいませ。
【色・柄】
細やかな織糸の帯地は温もりのある白を基調として。
随所に真綿糸の節も浮かぶしなやかな紗の目に
極上の透け感が感じられ、上品な涼味を漂わせております。
意匠には…すくい織にて織り描かれた「百合」の模様。
繊細に彩りを使い分けた個性的なデザインで、
さすが名門のセンスと言わしめる仕上がりです。
すくい織にて織り上げられているため、裏面に緯糸の渡りもなく、
お仕立てされた際に表から透けて見えることがありません。
やはり織りにこだわったからこそ…ここでも安価なものとの違いが見られます。
創造性とあくなきイマジネーション、クリエイティビティ…
さりげないのに、唯一無二の魅力。
さすがはお洒落帯の名門と納得の仕上がりかと思います。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【帯屋捨松について】
1854年の創業以来、実に160年以上もの間、頑固なまでに本物にこだわりつづけ、
その妥協のない物作りの姿勢が、キモノ通の方に大変定評のある機屋さんです。
西陣の帯の製造は分業化されているのが常ですが、
図案デザインから、糸の製造や加工、紋紙彫り、引箔、染色、
そして手織りに至るまで…
その工程を一貫して行っていらっしゃるのが≪帯屋捨松≫。
少し帯のブランドに詳しい方でしたら、そのオリジナル性あふれる意匠を見て
すぐに「捨松の帯」ということがわかることでしょう。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり)
◆最適な着用時期 5月下旬~6月の夏前単衣、6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行など
◆合わせるお着物 夏の付下げ・色無地・小紋・紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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