商品番号:1512014
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
薫り立つ優麗、高雅。
織巧な彩りに唐織の技が映える…
正統派古典柄、ふっくらと富貴な創作袋帯をご紹介いたします。
それではご覧くださいませ。
【お色柄】
手触りがよく、千草色(くすんだ緑色)の地。
のびやかな古典の多彩を用いて、吉祥な鳳凰や桔梗、撫子、萩、波濤の意匠が織り描かれました。
いわれある伝統意匠は流行り廃りもなく、きっと永くご愛用いただけることでしょう。
お道具のようにお持ちいただく帯として、
訪問着、色無地、付下げなどとのコーディネートをお楽しみください。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
この機会をどうぞお見逃しのないようお願いいたします。
【唐織について】
唐織は、京都の西陣を代表する伝統的な絹織物。
江戸時代の極めて装飾性の高い美術織物がその源流です。
装飾を目的とした織物としては、舞楽の装束禁中御用の特別な包裂・神社の戸帳神輿の飾裂などに用いられ…
美術織物としては、原画のもつ筆致や雰囲気を、名画や名筆を手本にして「織り」の世界に変換いたしました。
まさに京都西陣の織匠たちの飽くなき努力の賜物です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.2m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.1804
お柄付け:六通柄
袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、付き添い、お茶席など
◆あわせる着物 振袖、訪問着、付下げ、色無地など
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