商品番号:1508637
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
インパクトだけが目に留まり、
全体のバランスがとりづらい様な物とはまったく違います。
その構図、色彩、すべてがやはり別格。
京都にあって染織ひとすじに生き抜いた
工芸染織作家、山鹿清華氏の特選品を仕入れて参りました。
他にはない逸品です。通のお方お見逃しなく!
【 お色柄 】
爽やかな若芽色をベースに
濃淡で霞のように織りだされた帯地。
地風はしっかりと打ち込まれているのに大変しなやかで、
見た目にはもちろんその手触りからも高級感を感じさせてくれます。
お太鼓に織りだされた印象的なデザイン…
眼前に迫りくるような立体感をもって織り上げられました。
言葉語らずともその素晴らしさはお伝えさせていただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
画像のようなうっすらとした汚れが帯地に点在しております。
(黄色矢印の幅は1cmです。)
【 山鹿清華について 】
1885-1981 大正-昭和時代の染織家。
人間国宝に認定された作家は過去に30名以上を数えますが、
日本芸術院作家に認定された作家は山鹿清華氏1名だけであり、
まさに歴史に刻まれる芸術家の一人。
明治18年3月12日生まれ。
西田竹雪に織物図案、河辺華挙に日本画、神坂雪佳に図案を学ぶ。
手織綴錦(つづれにしき)を研究制作し、昭和27年手織錦「無心壁掛」で芸術院賞。
32年芸術院会員。
44年文化功労者。昭和56年6月26日死去。96歳。
【 略年譜 】
1900年より西田竹雪、1902年神坂雪佳に師事。
1919年 新工芸院設立、彩工会を創立する。
1925年 パリ万国工芸博大賞受賞。
1932年 帝展審査員。
1943年 文展審査員。
1946年 京都工芸美術作家協会理事長。
1950年 日展運営会参事。
1952年 日本芸術院賞受賞。
1957年 日本芸術院会員、日展運営会理事。
1958年 日展常務理事。
1965年 勲三等瑞宝章受章。手織錦を創案し、織物に立体的表現を取り入れた。
1969年 日展顧問、文化功労者。
1974年 勲二等瑞宝章受章。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇、食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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