商品番号:1506756
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
素朴な意匠に心ときめく…
自然の素材感をたっぷり味わえる野蚕糸帯に、
鮮やかにお柄を込めて。
洒落感たっぷりの一条を仕入れて参りました。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ざっくり、野蚕糸特有の風合い、それでいてとても柔らかく…
締めているのを忘れてしまうくらい、本当に軽い軽い質感。
自然味溢れる独特の節感は、野蚕糸ならではのもの。
自然の産物、一つとして同じものはございません。
お柄には装飾の櫛に花意匠が
滲んだように混じり合う深い色彩使いにて染め表されました。
意匠センス、職人さんの芸術的染上げ、極上生地、
全てにおいて、大人の上質な素晴らしいお洒落を感じさせてくれます。
大胆でありながら繊細な気品を感じさせ、心楽しく装っていただける
本当に素敵なお品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 野蚕糸紬(ムガシルク)について 】
古来インドマハラジャの婚礼衣装など、大変貴重な特産物として古くよりごく一部の人々の間で使用されてきたまさに、王様の布―
インド、アッサム地方でしかとれない、天然野蚕糸から引いた生糸の、絹本来の独特の感触。ムガ蚕と呼ばれる野生の蚕はソムという樹の葉を食します。この葉の成分と、日照時間が長く雨の多いアッサム地方の気候が、黄金色の糸を作り出すといわれています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約4.3m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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