商品番号:1505981
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【 仕入れ担当 田渕より 】
洒落帯の名門として名高く
異国風情香る、通好みなお品を数多く制作されていらっしゃる
工芸帯地・洛風林。
今回ご紹介のお品は、
名門、帯屋捨松にて織り上げられたお品でございます。
芸能人・著名人の方や、お着物好きの方にファンが多いというもの納得…
他には無い唯一無二の世界観、
そしてその世界観を裏切らない極上の締め心地を、
ぜひ、お手元でご満喫頂きたく思います。
【 お色柄 】
あくまでも帯地はしなやか、そして軽やか。
こっくりと深い黒の帯地には存在感溢れる狩猟文。
古典情緒溢れる意匠を捨松ならではの色彩、構図で織り成しました。
個性のある確かな上質を、ぜひお手元でご鑑賞くださいませ。
これまでの装いとは一味違う後ろ姿を演出してくれることでしょう。
世界中のありとあらゆる文様を研究し尽くし…
洗練に洗練を重ねた意匠の普遍的な魅力、連綿と受け継がれた西陣織の匠技。
どんなに年月を経ても風化しない洛風林の魅力を、存分にご堪能くださいませ。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 洛風林(らくふうりん)について 】
創業者である堀江武氏は1923年、当時西陣帯地界の
重鎮であった三宅清治郎の元で修行、独立後、
1954年屋号を「洛風林」 とし独自の作品作りを開始。
帯地の制作にあたっては自社で機は持たず、
洛風林同人と呼ばれる西陣等の機屋に製織を依頼する形で
帯づくりを行う。白洲正子や伊兵衛工房の高林淑子をも
魅了した、洛風林の独特の世界はこの多岐にわたる機屋や
作家に依頼することにより帯として完成されている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.2m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 式典、パーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
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