商品番号:1501705
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
老舗【 やまだ織 】より、お着物ファンにも
人気が高い本塩沢着物のご紹介です。
シンプルなスタイルにぴったりのお品で、
本塩沢ならではの、さらり、しゃりりとした質感を
お楽しみいただけ、一枚持っておかれると重宝して
いただけるかと存じ上げます。
【 お色柄 】
塩沢ならではのシボの感じられる墨黒地に、
銀鼠のみの配色で間隔を変化させた縞が
間道状に一面に織り出されております。
【 商品の状態 】
洗いに出されたと思われるしつけ糸が付属しており、
中古品としては概ね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 やまだ織 について 】
初代・山田定成氏が1913年(大正2年)創業
新潟県南魚沼市塩沢にある織物企業
1300年の伝統がある重要無形文化財『越後上布』の
技術を応用した絹織物(伝統的工芸品)に
染の技術を導入、産地生産の半数以上を担い、
伝統を守り続けている。
『雪の中のきれ』のブランド名で、
塩沢の代表的織物である本塩沢を製造・販売。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:納戸鼠・無地
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 29cm(7寸7分) |
後巾 | 33.2cm(8寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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