商品番号:1501599
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
かの人間国宝【 故:南部芳松 】氏の彫刻型を
モチーフに織にてお柄を表現した袋帯のご紹介です。
統一感のある彩りの全通柄のお品で、洒落訪問着、
付下げ、色無地、小紋、お召などとあわせて、
個性を感じさせる帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手ながらしっかりとハリのある地風の黒地に、
光沢をおさえた銀糸のみの配色で瓢箪から駒の
ことわざをモチーフにしたお柄が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
裏地に着用シワがございますが、表地は
おおむね良好な状態でございます。
リユース品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 南部芳松(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年・享年 】
1894年(明治27年) 9月20日生。
1955年(昭和30年) 重要無形文化財「伊勢型紙突彫」の保持者に認定。
1976年(昭和51年)11月 5日没・脳血栓のため死去、82歳。
【 経歴 】
明治27年9月20日生まれ。
父に伊勢(いせ)型紙彫刻の突き彫りをまなぶ。
白子徒弟学校中退後、明治42年山梨県谷村で甲斐絹(かいき)型を
44年から東京の小林勇蔵に中形彫刻をまなんだ。
のち山梨、東京、京都などの染色業界の型紙彫刻を幅広く研究。
小紋や浴衣、友禅などの文様を染める伊勢型紙彫刻の中心地、
三重県鈴鹿市で、やがて業界の指導者となった。
また地元の工業徒弟学校で8年間講師として
後進の指導にも当たったが、数ある型彫り技術の中では
『突彫』が得意。
戦後の混乱期、昭和21年 伊勢型紙彫刻組合初代組合長を
務めて型紙の保存振興に尽力、生前に収集した
伊勢型紙の貴重な資料は鈴鹿市に保管されている。
昭和30年仲間5人と一緒に人間国宝に認定される。
絹100%※金属糸風繊維のぞく
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、お召 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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