商品番号:1501333
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
洒落もんといえば名の上がる名門・しょうざんより、
絹漉貴(きぬすき)と題された人気シリーズの袋帯のご紹介です。
独特の雰囲気を感じさせる帯地に、統一された色彩の趣、
さりげなく、さらりと織り出された意匠が、個性を感じさせながら
すっきりとした和姿を演出してくれる事かと存じ上げます。
なかでも良きお色柄の作品を
厳選仕入れしてまいりましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄手に織りだされた、くすんだ濃鳩羽鼠と紫檀色の
間道ぼかしの紬地に、繊細な金糸を織り込み、
絹すきの技法で唐花を込めた間道に、その上に
ヴェールのようにたゆとう、金糸によるゆらぎが
重ねて織りだされております。
おしゃれ訪問着から、色無地、小紋、御召などの
お着物にあわせて、帯姿をお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
薄っすらと締め跡がございますがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 絹漉貴(きぬすき)について 】
絹すき(きぬ すき:縦糸の間に隙間を作って
織る手織りの技法)で製織された、
しょうざんのブランドシリーズ。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.3m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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