商品番号:1500104
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
名門の堂々たる織、普遍のフォーマル。
お手にとって頂ければきっとお分かりいただけることと思います。
重厚感あるしっかりとした帯地、緻密な織技法…
その風合いだけでもただならぬ風格を漂わせます。
ご存知、龍村製の文字が織りだされておりますものは
某有名店別注のお品、一般的に出回っているものとは
一線を画する織り上がりとなっております。
まずはじっくりご覧くださいませ。
【 お色柄 】
凛とした黒の帯地に、まばゆい金の濃淡で織り出された樹葉が気品溢れる高貴な印象の逸品。
樹木には象や虎、騎馬文様などが浮かび上がり…
なんとも表情豊かな神秘的な仕上がりとなっております。
天竺とは古代インドの別称で、舶来、遠方の意味。
金使いの中に、さりげなくも印象的な赤や緑・群青などのお色目を駆使した、
絶妙な色彩感覚が、龍村らしいこだわりを感じさせます。
彫り物のような奥行感、しっかりとした打ち込み。
富貴かつお洒落な織りあじを感じとっていただけることでしょう。
ひと目で龍村の帯とわかる迫力の中に、格調高い気品が感じられます。
もちろん裏表継ぎ目のない本袋で織り上げられています。
龍村流の古典文様の美をご堪能下さい。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、入卒式、パーティーなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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