商品番号:1499111
(税込)
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【仕入担当 竹中より】
やさしく、やわらかな印象…
使い勝手がよく、着心地のよい本場塩沢紬のご紹介でございます!
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として
仕入れましたが 着用感もさほどない
美品でございます
【お色柄】
古くから織物の産地として知られている新潟県の塩沢地方。
『塩沢』といえば、しっとりとしてハリがあり、なめらかなシボと
シャリが感じられるお品を、お着物好きの方ならば連想されるかと
存じ上げます。実際、一般的に『塩沢』とよばれておりますお品は、
御召糸を使用した『本塩沢』が主でございますので、あながち
間違いでもありません。
ただ、混同されがちでございまして、本塩沢と塩沢紬、どちらも
「塩沢」の名称で呼ばれますが、本塩沢は先染の織物で御召糸を、
塩沢紬は紬糸を使用したまったく別の織物でございます。
今回ご紹介のお品はそんな塩沢の中でも、
『塩沢紬』のご紹介でございます。
ところどころ顔をのぞかせるフシ糸が
味わい深いアイボリーの紬地。
お柄には、墨色とさりげない臙脂の
蚊絣をあやなしながら縞間道模様を
織だし ジグザグのラインを浮かべました
濃地、薄地、どちらの帯も合わせやすく、帯によって
表情の変わるお品でございますので、是非お一つ!
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます!
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹:100%(表地・裏地共に正絹) ※縫製:手縫い
八掛 茶
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
---|---|
裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32.2cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.3cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.6cm(1尺8寸4分) 袖巾36cm(9寸5分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月から翌5月までの袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 全年齢対象(※とくに制限なくお召しいただけます)
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事
◆あわせる帯 洒落袋帯、染の名古屋帯、織の名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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