商品番号:1497589
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
京友禅の名門【白木染匠】による夏の京友禅付下げのご紹介です。
各有名百貨店などでも、染元こそ名前を出すものではございませんが、
この染匠さんの別誂品なども多く販売されており、
その仕上がりは古くより多くの問屋、小売店に信頼をおかれております。
今回ご紹介するのは、今では希少になってしまった夏物。
特に本品のような本加工のお品は本当に少なくなりました…
一年の内の数ヶ月の間しかお召しにならないものだからこそ、
上質でセンスの良いお品を誂えていただきたく思います。
季節がめぐるたびに…
素敵な涼を感じる和姿を彩るひと品として。
季節を纏う贅沢をお届けします。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします。
【 お色柄 】
肌にサラリ、軽やかな五線の駒絽地。
ふうわりと優しい透け感を持って涼やかに風を通す、
まさに羽衣のような生地感。
その地を爽やかな水色を基調に染めて。
お柄には風雅な茶屋辻模様がたっぷりと表されました。
色使いは最小限に、
繊細な銀彩の縁取りが、そっと品格をもたらしております。
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈188cm(背より身丈173cmまで) 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地には、新潟県五泉市の特選駒絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 披露宴、パーティー、お茶会など。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。
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