商品番号:1491240
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
手織りの最高峰・爪掻本綴…
贅沢な爪織綴れの中でも、グレードの高い逸品。
京都西陣織物師、三代目・波多野諦観氏による
シンプルかつ、高雅な綴帯のご紹介でございます。
波多野錦繍堂三代目・諦観氏による美しい色使いの本綴の袋帯。
その印象的な後ろ姿…
ご覧頂ければすぐにその価値はおわかり頂けることでしょう。
年々その織手の高齢化により、西陣で織り上げられる爪掻本綴れは減少しています。
煌びやかで圧倒的な存在感を醸しだす一品をご覧くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 お色柄 】
驚くほどしなやかなのに、しっかりとした白藤から古代紫への織分けの地に
お太鼓には上品なグラデーション巧みに操り、
左右から金銀の
美しい霞の意匠が風雅に織り出されました。
絶妙の地空きにて、驚くほどの華やぎを醸し出します。
確かな手技に高雅な面持ち、
少しの創作性が和姿に話題をもたらしてくれるお品です。
正統派の古典の格調ながらも、いつ見ても飽きることのないモダンなおももち。
きっと、永く続く良きお品というのは、こういった「いつの時代も愛される」お品なのでしょう。
「日に寸、五日に寸、十日に寸」と言われる気の遠くなるほどの日数と、美への情熱がこめられた爪掻本綴。
末代までお譲りいただける至高の逸品です。
織りの最高峰、爪掻本綴をまとう喜びをお届けいたします。
【爪掻本綴について】
爪掻で1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆく帯。
その作業の繊細さと織り手の物づくりへのこだわりは、感動さえ呼び起こします。
爪掻本綴の織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあてノコギリの歯のように刻んでおきます。
文様を織る際、図案を経糸の下に挿し込んで経糸を透かして見ながら、経糸を杼ですくい、緯糸を越して織り込んでいきます。
そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を1本1本掻き寄せ、織手の感性により織り込んでいき、筋立てという櫛で織り固めます。
織機が自動的にその列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、1色ずつ下絵を見ながら織り込んでゆく作業になります。
経糸を覆うように織り上げられるため、裏表同じ柄となり、長年の使用で汚れた時などは裏を整理してお仕立て直すことも出来ます。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.7m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇、会食など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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