商品番号:1491209
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
大変希少な一枚…
本場筑前博多織の紬着物のご紹介でございます。
日本の帯・三大産地のひとつである博多。
520余年の歴史の西陣に比べ、770余年という古い歴史を持ちます。
長い歴史のなかで「帯は博多」の印象が大きくなりましたが、
西陣御召しかり、帯のあるところには、上質なきものが存在しました。
博多織のお着物は創作数が少なく、未仕立ての新品はもちろん、
御仕立て上がりでも滅多と出逢えません!
シンプルながらもなんとも味わい深いデザイン。
その織りの質に意匠センスも抜群の一枚です。
どうぞお見逃しのございませんように、お願い申し上げます!
【 お色柄 】
真綿特有のふわりと節感の豊かな絹地。
穏やかな木蘭色を基調として、経糸に博多らしい浮き糸を配し、
絹艶が美しい独鈷献上柄が織り成されました。
随所に感じる節糸の風合いと、博多織らしいしっかりとした織り口が魅力の一枚です。
洒落袋帯から名古屋帯、染帯、半巾帯などとのコーディネートでご愛用ください。
現代の街並みにしっくりとなじむ博多織紬の装い。
無地感覚の一枚ですので、帯合わせによって
様々に表情を変えていただける、使い勝手の良さも魅力です。
各地の紬をお持ちという織物ファンの方にも、
これはなかなかお目にかかるものではないのではないでしょうか。
自信と責任を持っておすすめできる作品をお届けいたします。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用ジワ、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:玉子鼠色(無地)
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 30.2cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾35cm (9寸 2分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、気軽なお食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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