商品番号:1490973
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
稀代の着物作家、久保田一竹。
自然を心から愛し、礼賛し…
その久保田一竹の夢と技術を継承した
【二代目 久保田一竹】の特選訪問着をご紹介いたします。
今回は別誂えの金通し地が良く映える無地暈しの一枚。
お目に留まりましたら是非この機会にお手元で
一竹がうみだす幻想的な世界観をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
別誂えの極上の絹地には、繊細な金通しがあしらわれて。
差し込む光にそっと浮き沈みするような一面の草花意匠…
淑やかな雰囲気を醸し出すその地を
美しく澄んだブルーを基調として溶け込むような淡い暈し染めを施して。
お色味が絶妙に、溶け込んだように入り混じる様は、
それが絹地の上であることを忘れさせるほどです。
この存在感。
この空間性。
そして…こころ惹きつけてやまない、この魅力。
やわらかな絹の艶をまとうかのように、極上のエレガンスを味わせてくれます。
一竹が生涯にわたり心血を注いだ、「一竹」の染め。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます!
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【久保田一竹について】
室町時代に一世を風靡した「辻が花」。
江戸時代になると突然姿を消し、別名“幻の染め”とも呼ばれております。
その研究に人生を捧げ、その世界を独自の感性で蘇らせたのが「久保田一竹」。
その名は世界的に知れわたっております。
一竹氏の辻が花との出会いは20歳の時、
東京国立博物館での衝撃により生涯をその研究にささげることを決意。
しかしながら召集、敗戦、ソ連への抑留を経験。
十分な研究も出来ずじまいでした。
1948年、31歳で無事復員。
生活のため、従来手懸けていた手描友禅で生計をたて、
40歳にしてやっと本格的に『辻が花』の研究に取り組み始めました。
そして60歳にして初めて納得のいく作品が完成。
これを[一竹辻が花]と命名しました。
1977年、初の個展を開催。
以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催。
1990年にはフランス政府より、フランスと世界に芸術的に
影響を与えたということで[フランス芸術文化勲章シェヴァリエ章]を受賞。
1994年、河口湖畔に自ら[久保田一竹美術館]を建設。
そして1995年11月~1996年4月にかけては、現存作家の個展を過去一度も
開催したことのないワシントンD.C.のアメリカ最大のスミソニアン博物館
(国立自然史博物館)にて個展を長期開催するにまでいたりました。
世界が認める氏の辻が花はまさに美術品の域に達しております。
今まで見てきた辻が花とは全く違います。
ひとつひとつ、気の遠くなるほどに緻密で正確な絞りの針通し、
全体が素晴らしい一枚の絵画となりすべての部分が全面に主張してくる、
躍動感ある迫力、美への追求心は他の創作者とも一線を超えた
作品への情熱が心の奥深くまで伝わってまいります。
一竹氏はお亡くなられになりましたので、
現在では氏自らが創作する作品はございませんが、
生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、現在でも氏の技術・感性
そして精神を受け継ぎ作品を年間わずかな数にて創作されています。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73.5cm (1尺 9寸 4分) 袖巾38cm (1尺 0寸 0分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、ご挨拶、食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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