商品番号:1490757
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
他とは一線を画するこの風格。
代々、帯に着物に皇室御方々の衣装などを手がけてきた北出工芸【北出与三郎】氏。
独自の作風は初代北出与三郎の代より『北出カラー』と呼ばれます。
今回ご紹介のお品はその北出与三郎氏の逸品。
「流水蔦の細道」と題された、美しいお柄を織りなした作品です。
【色・柄】
こっくりとした濃墨色で織り上げられた帯地。
金の箔糸で、流水と蔦の葉を流れるような柄取りで織り上げました。
地色に冴える箔の煌き。
彩度を抑えた色使いで、なんとも上品な印象でございます。
優雅に、華麗に、格調高く。
皇室の意匠も手がけていることも納得の、気品に満ちた作品でございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
たれ先文字確認のため、たれの一部を解いております。
ご注文を頂きました際は、縫製を致しますので、10日程度頂戴します。
何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
【 初代 北出与三郎について 】
皇室献上作家
1905年 福井県生まれ
初代北出与三郎は40年にわたって
100枚以上の着物を皇室に収め続け
皇室御用達の作家として活躍。
1959年に時の皇后陛下の御紋服、翌1960年に
当時の皇太子妃であった美智子様の御紋服を献上。
皇室の式典や園遊会の際に欠かせない作家として
篤い信頼を受ける。
2000年に初代は死去したが、現在は
息子である2代目・北出与三郎が
創作活動を続けている。
【 二代 北出与三郎 】
1938年 京都市下京区に生まれる
1952年 京都大丸で絵画部門にて特選
以後、堀川高校在籍中「京展 油絵部門」にて多数入選
1955年 染織工芸家の父・北出与三郎に師事
1959年 父・北出与三郎と共に時の「皇后陛下」の
ご紋服のご注文を承り創作にあたる。
1960年 前年に引き続き「美智子妃殿下」のご紋服も創作にあたる
1961年 一方付色付け下げ発表
1986年 伊勢榊染め発表
1987年 北出工芸社長に就任
以後も随時、園遊会・海外のご訪問の際等に
御用を賜り今日に至る
2002年 二代目与三郎 襲名
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、レセプション、パーティー、お付き添い、ご挨拶など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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