商品番号:1487622
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
高雅な美の境地を感じさせてくれる、卓抜した仕上がりのひと品。
押しも押されぬ西陣の名門、川島織物。
キモノ雑誌掲載も常連の老舗機屋さんでございます。
中でも珍しいお柄付けの一条を仕入れることができました。
数ある川島織物さんの作品の中でも目を引く一条かと存じます。
この機会、ぜひお見逃しなく!
【色・柄】
実にしなやかな織り口の帯地。
地色は深い黒色を基調にして、
金糸と紫の箔糸にて、
梅青海波と唐草を背景にした、
存在感あふれる花菱模様を表現しております。
落ち着きある色糸は、それだけで上質さを感じさせる仕上がりに。
格調の中にも洗練された趣を感じさせます。
なかなかこの価格で、ここまでの意匠、川島の帯には出会えないかと思いますので、
どうぞ末長くご愛用くださいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 川島織物について 】
天保14年(1843年)の創業より現在まで、
全く色褪せることなく、女性を虜にし続ける≪川島≫の帯。
170年以上に渡っておきものに携わってきた老舗だからこその安心感。
それは他の何物にもかえがたく、決して他の機屋には真似できない風格となって、
帯地上に満ちあふれるかのようにあらわれ出ております。
川島織物は、近代美術織物の礎を築いたとも言われております。
優れた作品を製織するために一切の妥協を許さず、
織物の研究に没頭した、川島甚兵衛の心意気。
それは、今の時代の作品にも脈々と受け継がれております。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
本袋縫い 六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 30代~
◆着用シーン 結婚式、パーティー、レセプション、初釜、式典、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付き色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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