特選創作紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「モダン細格子」 おだやかな彩りのカジュアル 帯合わせで印象を変えて

【　仕入れ担当　岡田より　】
肌にやさしい紬地にシンプルなお柄を
織り上げた紬着物のご紹介です。

格子柄ですので、帯合わせ次第で様々に装っていただけ、
おでかけや軽いお食事、街歩きなどのカジュアルシーンに
重宝いただける事でしょう。


【　お色柄　】
やや厚みのある、柔らかい地風の鳶茶地に、
ライトベージュのみの配色で細かい変わり格子が
一面に織りだされております。


【　商品の状態　】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。

【　米沢紬（米沢織）について　】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。

1601年（慶長六年）藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧（あおそ）や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。

現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。