商品番号:1476289
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【 仕入れ担当 田渕より 】
悠久の歴史と、そこに生きた人々の伝統を受け継いで…
西陣の誇る、至高の一条をお届け致します。
西陣の手織りであるということ…
それがここまで希少となった今日、
変わらず京の西陣の地にてひと品ひと品に心を込め、
誇らしくも、そのひとつひとつに織り人の名をきちんと織り込み、
しっかりと西陣手織之証を冠したお品物を創作し続けるということ。
その揺るぎなき精神性、美を追及して止まない機屋としての芯の強さ…
まさに、現代が忘れつつあるものではないでしょうか。
滋賀喜織物より、高級手織り袋帯のご紹介です。
一期一会を大切に、大切にお届けさせて頂きます。
お目に留まりましたら、是非ともお見逃しなきようお願い致します。
【 お色柄 】
帯自身のもつ風格というのは、
決してたやすく真似できるものではございません。
意匠を考え、素材を吟味し、経糸を通し、
ひと杼、ひと杼を投げトントンと織り上げていった本物のひと品。
密にしなやかに織りなされた帯地は、
絹の光沢と高貴な銀糸の煌めきが合わさった高級感を漂わせて…
織り描かれたのは「渦のシンフォ」と銘打たれた意匠。
白色と水色の絹糸にさり気ない銀糸使いで
渦模様を織り描いております。
地色と見事に調和したなんとも清雅な面持ちに仕上がりました。
素晴らしい意匠構成とそれを形にする職人の御業。
全てが合わさり究極の一条へと昇華されております。
決して華美に走らずに、上品な奥行きあるすばらしい後姿を。
きっと、お着物好きの方の心を満足させてくれる逸品です。
※長期在庫処分対象商品です。
新品の状態で入荷しておりますが
店舗陳列による変色の可能性がございます。
採算度外視のため、お直しが必要な場合はお客様のご負担となりますので
予めご了承の上でお買い求め下さいませ。
お手元確認後のご返品は承ります。
【 滋賀喜織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.55
1936年(昭和11年)創業
創業者 滋賀喜一郎
京都大宮通今出川で、本袋帯をはじめ、引箔、
錦と綴地の併用などの技法を用い、手機のみで
手織にこだわり帯の製織を続けている織元。
一般的な箔帯が1寸の幅に緯糸60本を
織り込むのに対し、滋賀喜の箔帯は
1寸巾に約85~90本の金箔糸が
織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.35m(お仕立て上がり地)
西陣織工業組合証紙No.55 滋賀喜織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お食事会、お付き添い、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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