商品番号 1552145

【年に一度の本決算セール】 【豊田恵】 特選草木染手織り紬訪問着 「木の間」 志村ふくみの美学を今に伝える… 静けさと温もりをそっと纏って。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
その精神性と自然観を深く受け継ぎながら、
草木の色と対話するように糸を染め、丁寧に織り上げる希少なひと品。

今回ご紹介が叶ったのは、人間国宝である志村ふくみ氏の
門下生による小椋(おぐら)会の一員である、
豊田恵氏による自然の色と織の美を極めた逸品でございます。

日々の暮らしに寄り添う静けさと、
布という限られた空間に自然の呼吸を封じ込めたかのような、深い詩情を湛えています。

自然の時間と色彩が交差する、美と思想の結晶。
懇意にしている問屋様へ数か月かけてお願いを続け、
現実的な価格でのご紹介が叶いました。

拙い説明ではございますが、お目に留めて頂けましたら幸いでございます。
まずはじっくりとご覧下さいませ。


【 お色柄 】
ふわりとやわらかさのある…
しなやかな中にも感じられる細やかなハリは、
まさに草木の息吹までも閉じ込めたかのような。

大地を駆けめぐるすべての自然美、深くおきものに染み込ませたかのようなその彩りには、
刻々と変化する草木の息吹を写し出したかのような。
これほどの意匠を表現するのに一体どれほどの時間を費やし、
生命の息吹が込められてきたのでしょうか。

手触りの上質な紬地は柔らかな生成色を基調として、細やかな格子模様を織りなして。
裾元にかけてはふうわりとその彩りが変化し、仄かに濃淡が揺れるその様子は、秋の終わりの光に透ける落葉のようでもあり、
静かに積み重ねた時間の層を感じさせます。

草木由来のやさしい彩りが交じり、全体はふんわりとした柔光を帯びる。
織りには節が所々に現れ、自然のままの素材感がそのまま残る。
遠目には落ち着いた無地調にも見え、近くでこそ繊細な縞の美しさと染めの味わいが立ち上がる。

日常にそっと溶け込みながら、着る人の心に確かな余韻を残す、
唯一無二の世界がここにあります。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 
たちきり身丈約165cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 お着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(解地入れ)


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