商品番号 1530060

【新春2万均一】【幻の割込絣】 本場大島紬道中着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「亀甲文様」 超希少な割込絣!コート丈110 裄66

売切れ、または販売期間が終了しました。


【 仕入れ担当 竹中より 】

この繊細な絣の技。
是非お手元でご堪能頂きたい逸品です!

紬織物の女王、大島紬。
今回ご紹介するお品は大島紬好きの方が、
「いつかは割り込み」と仰る割込絣の道中着のご紹介です。

【 状態について 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 お色柄 】
シャッシャッと鳴る軽くしなやかな大島紬地。
泥藍染め特有の赤褐色の地に、
画面上でご覧いただけますでしょうか…
本当に細やかな「I」と「E」が作り上げる、精緻な絣のデザイン。
一面に亀甲文様を施しました。

古より伝わる伝統的な文様…
その品格と、優美な女性らしさにあふれた一品です。

大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いをお楽しみください。
気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…。
ぜひ、お手元でご愛用頂けましたら幸いです。


【 割込絣について 】
明治30年代のころ永江伊栄温翁によって現在の織締機が発明され、
複雑かつ緻密で変化に富んだ絣や、帯締等の特殊な技法も考案され、
割込み絣がつくられるようになりました。
しかしながら、その締めや織りなどの技法が大変難しかったため、
割込み絣は長らく途絶えていました。

昭和40年代なかばに復活しましたが、現在では本割り込み式を織れる方が、
激減しているため、数も出回らず、すでに入手する事が難しくなっています。

カタスと一元を両方使用していれば「割り込み」とよく勘違いされておりますが、
実際の「割り込み」式の絣糸の配列は、
一元→カタス→一元→カタスと続かなくてはならず、
一元の十字、カタスの「T」字が、ちょうどアルファベットの「I」と「E」を連ねたような表情になります。

割り込み絣を用いることで、平面的な色味の濃淡ではなく、織と絣の重なりによって生まれる3次元的な陰影の表現が可能となります。
また、カタス式、一元式どちらか一方のみでは表現し得なかった、繊細な曲線を表すことも可能です。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※鈴乃屋お誂えです。

- サイズ

道中着丈110cm(2尺9寸0分)
裄丈66cm(1尺7寸4分)
袖巾34.5cm(0尺9寸1分)
袖丈48.3cm(1尺2寸8分)
前巾23.7cm(6寸3分)
後巾28.7cm(7寸6分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35.5cm(9寸4分) 袖丈51cm(1尺3寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯