商品番号 1520460

【大蔵ざらえセール】 【日本工芸会正会員 大城一夫】 本場琉球南風原花織九寸名古屋帯 ~手織り・草木染~ 「花車」 これから希少になることが確定! 温もり溢れる伝統工芸。 名匠魂を現代に引き継ぐ逸品!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 戸高より 】
南風原、読谷山、与那国…。
15世紀頃に南方から伝えられたと言われる花織は沖縄各地に存在致します。

そのすばらしい染織文化は、王府のある首里へと運び伝えられ。
土着の在郷らしい意匠から王家や士族の着用にふさわしい、
より洗練された意匠へと進化していきました。

この度ご紹介致します一品は、
黄綬褒賞受賞伝統工芸士の大城廣四郎氏の意思を現代に引き継ぐ、
大城広四郎織物工場より製作されました九寸名古屋帯。

織り上げは日本工芸会正会員でもあります
【 大城一夫 】氏でございます。

美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
穏やかでいて、ゆったりとながれる時の中で…。

やや透け感のある地風ですので、
真冬以外の袷、単衣、盛夏の時期にお締めいただけ、
同じ琉球の染織品である紅型や花織、琉球絣などの洒落着物をはじめ、
他産地の小紋や織のお着物とあわせて、
奥行きを感じさせる帯姿をお楽しみいただける事でしょう。

ご家族で織物製作を行っております【 大城 】家ではありますが、
今年、氏の息子・【 大城拓也 】氏が享年を迎えてしまわれましたので
今後の製作数が限られてくることが予想されます。

お早めに手にすることをお勧め致します。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。


【 お色柄 】
さらりと張りとシャリ感ある、漆黒の帯地。
微かに透け感のある質感は単衣の時期にもおすすめです。

お太鼓に織りなされた花織がより一層の奥行きを演出して…。
色とりどりに表現された花織の意匠のハーモニー。
太陽と海と大地に育まれた、琉球の感性。
手仕事のぬくもりが溢れる逸品となりました。

民芸的でありつつも…
現代の町並み、都会にも融けこむその構成美。

無地や格子などさりげなく着られるおきものを楽しまれている方にも、
昔ながらの伝統表現を楽しむとともに
時代にあった感性で着こなせる帯として
是非お手に取っていただきたいお品です。


【 大城一夫について 】
沖縄の染織工芸会の巨匠、故・大城廣四郎氏(2003年死去)
のご子息で、日本工芸会正会員。

大城廣四郎氏は戦後の苦難の折、苦労に苦労をかさね、
生きるための手段として機織りを続けられます。

現金収入を得る手段としてはじめた機織り―
それが、南風原で琉球絣を制作するに止まらず、
日本伝統工芸展を通じて「現代の琉球絣」を発表されました。

いつしか人の心に感銘をあたえる域となり、
日本工芸展などで賞を受けるほか、1988年には
労働大臣より現代の名工「卓越技能者」として表彰。

大城廣四郎氏が起した織物工房を受け継ぎ、
現在は一夫氏のご子息、大城拓哉氏とともに
親子三代に渡って伝統の技を守りながら、
現在の感覚や素材でアレンジした独特の作風の作品を発表されております。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:夏用綿芯
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 真冬を除く袷・単衣・盛夏頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など

◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物

お仕立て

★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【夏用綿芯】名古屋仕立て
【夏用綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【夏用綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)