商品番号 1516357

【卸問屋本決算セール】【人間国宝 故:北村武資】 特選工芸経錦袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「丹色地花鳥文」 代表的な経錦のデザイン 亡き名匠の逸品

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 岡田より 】

人間国宝【 故:北村武資 】氏による、
重要無形文化財技術【 経錦 】の技法を用いて
織り上げられた、代表的なお柄の経錦の特選袋帯のご紹介です。

北村武資氏の作品のうち、「現代に生きる織」にも
掲載のあるお柄を織りだしたお品で、独特の彩りと、
さり気なく金糸が絶妙に織り交ぜられており、
訪問着や付下、色無地、江戸小紋などにあわせて
印象的な帯姿をお楽しみいただけることでしょう。

古代織の再現に留まらず、現代に生きる織を。
織物の新しい世界に挑戦し続けた武資氏の経錦。

残念ながら2022年3月31日に逝去されたため
これより先新たな作品の創作はございません。

現存するお品もどんどん流通量が減りますので、
お探しの方はお見逃しなきようご検討くださいませ。


【 お色柄 】
しなやかでコシのある深い丹色地に、
緯に細い金糸を織り込み、アイボリー、
薄黄橡の彩りとやや赤みの金糸使いで、
花鳥紋が一面に織りだされております。


【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 経錦について 】
色糸を経糸に重層的に組むものをさし、
経糸の浮き沈みで地と文様を織り出した錦のこと。

中国より渡来し、七~八世紀の飛鳥・奈良時代の
遺品として法隆寺や正倉院にその作品を見る。
数色の色経糸をまとめて1本のように扱って
地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を
裏側に沈めることによって表現される技法。
経糸の密度が上がることで表情できる自由度が減り、
制約が大きくなるため歴史上では衰退した。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン パーティー、お付き添い、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)