商品番号 1509669

【秋の単衣におすすめ】 【渡文】 特選西陣織すくい織両面袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 通の洒落心満たす… 西陣100年老舗の見事な織味!

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
通好みの表情。大人の洒落着に。

見事に織りの技が光る一条…
美しいキモノなどにも良く取り上げられ、おしゃれ帯の名門『渡文』より
お洒落上級者向けのすくい織袋帯をご紹介いたします。

両面柄ですので、装いや気分にあわせて使い分けて。
コレクションのおひとつに西陣伝統の本物の織り味をお加えくださいませ。


【 お色柄 】
僅かによろけたように織り上げられた、軽やかな帯地。
渋みのある薄黄色や枯色を基調とし、櫛掻き織にて
平織りでありながら生地に奥行き感をだし、
深みある色と質感で織り成されたしなやかな一条です。

お柄には地色に調和された段文が織り表され
オリエントの宮殿の壁画をモチーフにしたような
草花紋が手織りすくいの技術で浮かび
なんともいえない深みを醸し出しております。

また、真綿紬糸と強撚糸で綾なされた地風は軽くてシャリ感があり、
袷から単衣まで、存分のご活用いただける地風です。

ざっくりとした風合いと繊細な金糸が見事に溶け合い、カジュアルな中に漂う高級感…
大島、結城など高級な織のお着物にぜひ合わせていただきたい一条です。
また片面は同じ色彩でがらりと雰囲気が変わるすっきりとしたデザインが
非常に結んでいただきやすい意匠です。

もちろんお洒落訪問着や色無地などにも結んでいただけますので、
様々なシーンにご愛用くださいませ。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。

お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業

創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。

「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。

【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
    幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
    西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
    文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
    認められ番頭に昇進。     
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
   「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
    経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
    単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% (金属糸風繊維除く) 
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティーなど

◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)


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