商品番号 1508023

“連休限定!赤札在庫処分!” 【本場黄八丈】 特選草木染め紬 手織り・平織 染色者:西條謹一 ≪単衣仕立て・中古美品≫ 「樺格子」 この鈍い絹艶… 希少な単衣がSサイズでお値打ち! 身丈149 裄61.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
これからますます希少価値が高くなる貴重な織物、
本場黄八丈。

今回ご紹介するのは、これぞ黄八丈とも言うべきお色の作品。
まだみによる穏やかな彩りをベースにした伝統的な一枚でございます。
二つとまったく同じ色はできないといわれる中の
まさに一期一会の彩り。

中でも希少な単衣仕立ての作品を
寸法合う方へお値打ちにお届けいたします。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。


【 お色柄 】
黄八丈らしいほのかに光沢感の地風。
まだみの樺色を基調にして、すっきりとした格子模様が織り上げられました。

シンプルだからこそ伝わる、織の風情は…
味わい深く小粋な仕上がりとなっております。

もちろんご年齢も問いませんし、本当に長い年月を経ても変色することがなく、
着れば着るほどに色が冴え、飽きることなくお召しいただけます。

本当に気が遠くなるほどに手間ひまをかけてつくられたお品ですので、
終生大切にお召しいただければと思います。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 黄八丈について 】
その歴史は古く、室町時代から貢絹の歴史があります。
徳川時代には将軍家の御用品となり、大名や高官、御殿女中に用いられ、
今何かと注目される「大奥」をも風靡しております。

徳川の中期以後、染織の技術が進み、黄・樺・黒の三色を組み合わせた
竪縞・格子縞が織られるようになり、現在に至るまで何百年もの
継承がなされております。

黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮と、全て植物性の天然染色で、
数十回の染めを繰り返し表現される奥行きの色彩。色をとめるのに、
黄・樺は木灰を使い、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。
まさに、自然の恵みと織り手さんの匠の技の結晶のような織物です。

そして、糸染だけではなく、織にも特徴がございます。
黄八丈の織は「平織」のものと「綾織」のものがございます。
平織はその名の通り、経(たて)糸と緯(よこ)糸を
一本おきに交差させる最も基本的な織り方。

綾織は組織り点が斜めの方向に連続し、斜線状をなす織り方。
別名、斜文織(しゃもんおり)と呼ばれ、黄八丈独特の
めかご・風通くずし・たつみあや・太郎左衛門・一松(市松)・
ひしあや(菱綾)・杉綾・まるまなこ・よせあや・片あや・足高貴(あしごうき)
と呼ばれる織技法が存在しております。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当付き

- サイズ

身丈(背より)149cm (適応身長154cm~144cm)
(3尺9寸3分)
裄丈61.5cm(1尺6寸2分)
袖巾30.5cm(0尺8寸1分)
袖丈45cm(1尺1寸9分)
前巾26.5cm(7寸0分)
後巾28.5cm(7寸5分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈65.5cm(1尺7寸3分) 袖巾32.5cm(8寸6分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけ、カジュアルパーティーなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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