商品番号 1507894

【幻の割込絣】 高級本場大島紬 古代染色純泥染 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ いつかは…憧れの割込絣。 地空のハイセンス大島! 身丈155 裄62.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
最近では証紙も揃って、
美品のお品を見かけることが大変少なくなりました…
割り込み絣にて表現された大変美しい本場大島紬をご紹介致します。

気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…
大島紬好きの方が、いつかは…と言われるほど、大変高価なお品です。
ここまで立派な「割り込み式」のお品は、
年々希少となっております。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。


【 お色柄 】
さらりとしなやかな、大島独自の肌触り。
泥染による、深い深い黒色を基調として…
実に細やかな割込絣によって枝葉が織り描き出されました。

漆黒の地空との秀逸なバランス。
その風合いには、いつまでも袖を通されるたびにご満足頂ける事と思います。

終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 割込絣について 】
明治30年代のころ永江伊栄温翁によって現在の織締機が発明され、
複雑かつ緻密で変化に富んだ絣や、帯締等の特殊な技法も考案され、
割込み絣がつくられるようになりました。
しかしながら、その締めや織りなどの技法が大変難しかったため、
割込み絣は長らく途絶えていました。

昭和40年代なかばに復活しましたが、現在では本割り込み式を織れる方が、
激減しているため、数も出回らず、すでに入手する事が難しくなっています。

カタスと一元を両方使用していれば「割り込み」とよく勘違いされておりますが、
実際の「割り込み」式の絣糸の配列は、
一元→カタス→一元→カタスと続かなくてはならず、
一元の十字、カタスの「T」字が、ちょうどアルファベットの「I」と「E」を連ねたような表情になります。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:濃紺色

- サイズ

身丈(背より)155cm (適応身長160cm~150cm)
(4尺0寸9分)
裄丈62.5cm(1尺6寸5分)
袖巾32cm(0尺8寸4分)
袖丈49cm(1尺2寸9分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾29.5cm(7寸8分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分) 袖巾33.5cm(8寸8分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。