商品番号 1502585

【本場結城紬】 100山亀甲トビ・有色絣 地機・手織り ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「唐花の丸」 フワリと軽く… 希少な地色に繊細な絣が冴える良柄! 身丈163 裄67

売切れ、または販売期間が終了しました。


【仕入れ担当 吉岡より】
纏えば実感。
贅沢な贅沢な、紬の王様・本結城。
見るほどにそのぬくもり伝わる、織りの逸品をお届けいたします。

100山亀甲で綾なされた、絶品の美匠。
その中でも特に良きお色柄を厳選して仕入れて参りました。
受け継ぐべき極上のお洒落着として、ぜひともご愛用くださいませ。


【色・柄】
柔らかなでほっこりとした手触り。
肌を包み込むというのはきっとこの様な事を言うのでしょう。

お色は深みのある孔雀青色を基調として、
お柄には100山亀甲絣を配した「唐花の丸」模様を織りなしました。
スッキリとした飛び柄の構図で、
100山亀甲の美しい絣が一際目に付きます。

流行に左右されない、確かな織物という美術工芸品。
洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて、
末長くご愛用いただきたい逸品でございます。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。

保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
八掛の色:藍色(無地)

- サイズ

身丈(背より)163cm (適応身長168cm~158cm)
(4尺3寸0分)
裄丈67cm(1尺7寸7分)
袖巾34cm(0尺9寸0分)
袖丈49.5cm(1尺3寸1分)
前巾25cm(6寸6分)
後巾30.5cm(8寸1分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、ご友人との気軽なお食事、お稽古ごと、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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