商品番号 1501050

【読谷山花織】 特選草木染手織り紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 証紙も揃った完品! 温もり纏う南国の贈り物… 身丈153.2 裄63.6

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 竹中より 】
人々の願いを込めた花織模様は、
見つめるほどに吸い込まれるような魅力を湛えて…
温もり溢れる…読谷山花織のご紹介です。

証紙もきっちり残った完品は
中古市場でも目にする機会が少なくなって参りました。
お袖を通せば、ふんわりと軽くやわらかに。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【 お色柄 】
ご覧くださいませ…
奥深い墨色の地に
黄色や茶での縞模様を表現し、
そのあいまに細やかな花織を込めて織りなしました。

ごくごくシンプルな連続紋の味わいながら
この1枚を織り上げるのにかなりの日数がかけられています

スタイリッシュにも民芸的にも
帯あわせ様々にお楽しみください!


終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、
大切にお届けさせていただきます。




【 読谷山花織について 】
14~15世紀、琉球は大貿易時代を迎え、
中国や東南アジア諸国との交易が盛んで、
多くの交易品と共に、読谷山花織のルーツとなる
絣や浮織の技法も伝来いたしました。

その技術を応用し、15世紀初頭から織り始められたとされる読谷山花織。
琉球王朝の保護のもと、御用布に指定され、約600年の長きに渡り、
織り継がれて参りましたが、明治の廃藩置県によって花織を着用する階層を失い、
需要の減退と共に織り手も減少、沖縄戦争後は急激に衰退し、
消滅の危機に瀕したため『幻の花織』とも呼ばれました。

その後、1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに復活。
人間国宝・興那嶺貞さんら、深い情熱を持った織り手によって復元されたその技術は、
現在では沖縄県指定無形文化財、経済産業大臣指定伝統的工芸品として、全国にその名が知られております。

文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、
それらの文様を少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれるようになっております。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
 
知花米子さん製織
 
◆八掛の色:江戸茶色

- サイズ

身丈(背より)153.2cm (適応身長158.2cm~148.2cm)
(4尺0寸4分)
裄丈63.6cm(1尺6寸8分)
袖巾32.2cm(0尺8寸5分)
袖丈47.5cm(1尺2寸5分)
前巾24.2cm(6寸4分)
後巾29.1cm(7寸7分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.8cm(1尺7寸9分) 袖巾34.1cm(9寸0分) 袖丈51.1cm(1尺3寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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