【大蔵ざらえセール】【国画会会員　染織作家・小島秀子作】 （仕立て上がり・中古） 手織紬全通八寸名古屋帯 「きびそ・彩の段」

【仕入担当　竹中より】

きっと画面の向こうでは、
驚かれている方も多くいらっしゃることでしょう。
リサイクル品の中で
国画会々員・小島秀子氏の作品に出会えるとは…
思いもよりませんでした。
まずもってご紹介の機会はほとんどなく、
出会えたとしても、このようなお値段でのご紹介は決して叶いません！
ファンの方はぜひご検討ください！


【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
汚れ傷のない美品です

締めあとが少々ございますが
プレスのちお届けします


【お色柄】

国画会は創立精神である「創作の自由」をモットーに、
個性を重視し多様化する表現様式と新しい世代にも呼応する
総合美術団体として活動している団体です。

あの人間国宝、宮平初子さんの娘、
ルバース・吟子さんや祝嶺恭子さん小島貞二さんも活動されています。
生地には、自然の温もりがたっぷりと感じられる、フシ感豊かな紬地を使用。
緯糸には生皮苧（きびそ）が織り込まれています

「きびそ」は蚕が繭を創るさいの初めの糸です。
繭の糸口部分となります。節がありつつ光沢があり
自然な風合いが特徴です。
そのきびそで織り出されたざっくりとした紬地。


その糸を多彩に染め上げ横段調子に織だし
オフホワイトの経糸ろ交差ささせ
モダンな表情に仕上がりました

力強く、それでいて優しく、深く、印象的に。
そしてこに、手織ならではの温もりが加わって、
決して機械織では成しえない自然の豊かさを、
目で肌でご実感いただけることでしょう。
生地の風合い、デザインセンス、色彩センス…
自信を持ってお届けいたします。
どうぞお見逃しございませんようお願いいたします。


【小島秀子略歴】
1987 　　 女子美術大学工芸科卒業
1978～82　三幸ギャラリーにて（絣展）開催
1978　　　国画会初入選、以後毎年出品
1981　　　青山クラフトにて個展
1987　　　横浜ソゴーにて個展
1988・89　新人染色展にて連続技術賞受賞
1990　　　横浜ソゴーにて個展 　同年　国画会会友に推挙
1997　　　恵比寿三越にて個展
1994・96　松戸伊勢丹にて二人展
2002　　　国画会展準会員優作賞受賞 （国画会準会員）