【仕入れ担当 吉岡より】
本藍染の糸を用い、サラリと奥行きのあるデザインを織り上げた
袋帯のご紹介です。
藍の彩り冴えるシンプルなデザインで、
訪問着、付下、色無地、小紋などのお着物にあわせて、
その彩りと風合いをお楽しみいただける事でしょう。
【色・柄】
清雅な白を基調とした錦織の帯地。
意匠には、一面に藍色の濃淡を用いて
「霞重ね」の模様が織りだされております。
柄の一部に箔糸も込めて、
統一感のある配色の中で、キラリとアクセントを加えております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【藍染について】
藍染めには様々な方法があり。
正藍染…蓼藍(たであい)を発酵させた蒅(すくも)を
「灰汁(あく)」で醗酵させる、伝統的な藍建て
(本建て)による「藍染」の事
最も伝統的で、藍本来の特性を活かした染色方法である。
本藍染…「蒅(すくも)」または、いわゆる
天然染料の藍を使って染めている藍染の事。
合成染料の化学藍で染めたものと区別するため、
植物藍で染めること、または染めたものを指す。
化学藍染…コールタール原料で化学式だけ本物の藍と
同様の成分組成で、化学薬品を使用して染める。
通称インディゴ。
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせるお着物 訪問着、付下、色無地、小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。