商品番号 1497725

【日本工芸会正会員 秋山眞和】 【百貨店扱い品】 加納別誂・琉球古典紬 特選草木染手織真綿絣紬 ≪仕・中古美品≫ 幻惑的な世界に迷い込む… 日本が誇る絣紬… 身丈155 裄65

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
この幾何学で恐ろしい、だがどこか懐かしい世界に入り込んでみたい…
大人気作家の繊細緻密な匠技が一つ一つ込められております。

京都の織物専門問屋、室町の加納別誂の口織がございますが、
制作は綾の手紬染織工房、
ご存知、日本工芸会会員『秋山眞和』氏による紬をご紹介いたします。

日本の美と伝統を愛するお着物ファンの方に、
自信を持ってお勧めする逸品でございます。
氏の一意に込めた魂が宿り、またとない荘厳な雰囲気を生み出しております。
文字印からかなり古い作品と推察され、非常に希少価値がございます。

真綿紬のほっこりと包み込むような暖かさは氏の心をあらわすように…
是非ともお手元でご堪能くださいませ。


【 お色柄 】
独特の柔らかな節の味わい豊かな地。
ふっくらとした風合いが浮かび上がります。

その地は灰鼠色に織りなされ、
意匠にはアブストラクトペインティングのような、抽象的な幾何学文様が
丁寧に織現れました。
シックなお色味の糸使いで非常にすっきりと洗練された印象に。

琉球紅型の染め帯や、贅沢な花織の帯などをあわせて、
都会的な美しい島の装いをお楽しみください。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 秋山眞和について 】
伝統工芸士
綾町指定無形文化財保持者
綾の手紬染織工房創設者
国の卓越した技能者『現代の名工』指定
黄綬褒章受章

沖縄で染織をはじめた父、故・秋山常磐の
染織技術を受け継ぎ、日本の原産種の蚕
「小石丸」の養蚕から、藍染めや貝紫染め等の
天然染色、琉球由来の絣や花織を用いた
織物づくりを一貫して手仕事で行う。
その功績は国内外で認められ、国による
「現代の名工」指定、黄綬褒章受賞、
綾町指定重要無形文化財指定、ヨーロッパ、
アフリカ等海外へ招致を受けた。

【 略歴 】
1941年 沖縄県那覇市に生まれる
1966年 宮崎県綾町にて“綾の手紬染色工房”創業
1967年 「第2回西武工房展」朝日新聞社金賞受賞
1968年 「日本伝統工芸展」入選
1972年 社団法人日本工芸会正会員認定
1973年 昭和天皇・皇后陛下に御前実演
1982年 日本産の貝による実演貝紫染色に初成功
1984年 宮崎県伝統工芸士第一次指定
1990年 第37回日本伝統工芸展入選作「万華鏡」文化庁買い上げとなる
1991年 小石丸蚕に製織完成
1995年 第42回日本伝統工芸展入選作「陽炎」文化庁買い上げとなる
    平成7年度卓越した技術者(現代の名工)指定表彰
1996年 赤坂御苑における秋の園遊会に招待される
1997年 沖縄県立芸術大学より招請され美術工芸学部教授就任
1998年 紀子様に小石丸糸、貝紫染インテリア作品献上
2000年 太平洋・島サミット会議出席17カ国元首夫人綾の手紬染織工房訪問
2002年 綾町功労者として表彰
2004年 天皇陛下が綾町を御訪問の際、お着物御説明
2005年 宮崎県文化賞受賞
2006年 黄綬褒章受章

商品詳細

- 素材

表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:薄紅色
※三越扱い品

- サイズ

身丈(背より)155cm (適応身長160cm~150cm)
(4尺0寸9分)
裄丈65cm(1尺7寸2分)
袖巾33.5cm(0尺8寸8分)
袖丈49cm(1尺2寸9分)
前巾24cm(6寸3分)
後巾30cm(7寸9分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾36cm(9寸5分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、ご旅行など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。