【 仕入れ担当 田渕より 】
皆様に支えられて…
弊社ECサイトはオープンより23年を迎える事が出来ました。
誠にありがとうございます。
バイヤー田渕より、皆様に感謝の気持ちを込めに込めた…
厳選コーデセットをご用意致しました。
やさしい絹の光沢、奥行きある彩り。
唐織のの名門、山口美術織物が丹精込めて創作した
特選紋意匠色無地着尺と特選唐織袋帯を合わせてご紹介いたします。
世界に誇る日本の文化遺産である染・織の伝統産業。
千二百年にも及ぶ歴史の中で、数多くの先達の技の伝承により多大な技術の集積を果たしてきました。
その仕事ぶりから醸し出される美学を、お手元で感じていただければと存じます。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
24年目もさらなるサービス向上に向け、気持ちを新たに取り組んでまいりますので、
お気付きのことは何なりとご指導いただければ幸いです。
変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。
【 お色柄 】
≪着物≫
美しい光沢が浮かぶその絹布。
地紋には藤立涌を配し、
平安時代の貴族社会で御簾の織文様として好まれた木瓜文様を織りなしました。
お色は上品な桜色に染め上げて…
一面に織り出された地紋が、なめらかに表面に浮かび上がり、
所作のたびに異なる表情を感じさせる仕上がりとなっております。
シンプルながらも奥行きある上質なセンス。
色無地は、略礼装のきものとして末永く大変重宝いたします。
お茶席やパーティーなど少し改まったお席の装いには最適ですし、
ひとつ紋を入れますと、礼装としてより幅広くお召しいただけます。
お子様の入卒のお式やご挨拶などにも御召しいただけ、
使いまわしのきくお品かと存じ上げます。
長くお召しいただきたい一枚だからこそ、
本当に良いお品を選んでおきたいもの。
自信をもっておすすめできる一品です。
どうぞお見逃しなきよう、お願いいたします。
≪帯≫
『 古代花鳥華文 』
こう銘打たれた麗しいひと品。
古典文様を現代に美しく、洗練の表情に昇華して…
見事に表現しきった、名匠ならではの卓抜した意匠デザイン。
お値打ちにご紹介させていただいているタイプとは異なる、
ワンランク上の創作帯でございます。
上品に、澄み渡るようなオフホワイトの帯地には、
凛とさえる純白、豪華な金糸使い。
装飾性に富んだ華文にそっと、小さな鳥と蝶のお柄を込めて。
色彩はなく、あるのは透明感と輝きのみ。
それがかえってお柄の一つ一つを際立たせ実に清雅に、
それでいて他のものとは全くもって違った深みある表情をかもし出しております。
お慶びのお席に品格あふれる後姿をお楽しみください。
【 山口美術織物について 】
京都の唐織メーカー
1992年(平成4年)創立
もともと帯地の製織が専門だったが、能衣装や
打掛も手がけており、最近ではきもの地も制作している。
【 沿革 】
1992年 京都市中京区で会社設立
1996年 伊勢神宮にて平和と五穀豊穣を願って
意匠された几帳「天恵日輪豊穣文」
「天恵月煌豊穣文」と卓飾を奉納
1997年 東京霞ヶ関 旧華族会館において
第一回紫雲会同人会作品展を主催
唐織きもの「唐織御衣」を発表
1998年 アールヌーボーの巨匠エミール・ガレや
ドーム兄弟など当社所蔵のコレクションから
唐織・友禅染などに昇華した作品集
「アールヌーボーコレクション」を発表
2000年 東映創立五十周年記念作品
『千年の恋 ひかる源氏物語』において
十二単や束帯など平安王朝期の衣裳を復刻
映画衣裳・キャンペーンの着物を製作協力する
2002年 京都東山の鷲峰山高台寺創建400周年記念事業の一環として、
高台寺とその塔頭圓得院所蔵の宝物『秀吉の陣羽織』や
『北政所ねねの小袖』数点の復元製作を依頼され、
京都国立博物館、高台寺「掌」美術館など
各博物館のご協力のもと、陣羽織製作のためだけに
発注された特別製の手機織り機にて着手
2003~2005年
フジテレビドラマ『大奥』シリーズの衣裳を製作
衣裳監修・協力
2003年 1年の歳月をかけ完成した『北政所ねねの小袖』復元三点を奉納
2006年 4年の歳月をかけ完成した『秀吉の鳥獣文様陣羽織』復元綴織を
奉納する
劇場版『大奥 絢燗きもの図鑑』発行
2007年 舞台『大奥』の衣裳を製作
2008年正月映画『茶々』の時代衣裳を製作
2008年 正月映画『母べぇ』の映画キャンペーンのきものを製作。
11月公開の『まぼろしの邪馬台国』女王・ヒミコの衣裳を製作
2010年 舞台『大奥』の衣裳を製作協力する
2011年 舞台『大奥 第一章』の衣裳を製作協力
2012年 御寺泉涌寺別院雲龍院「春の特別拝観」にて『大奥衣装展を開催』
【着物】
絹100%
長さ約14.5m 内巾約38cm(最長裄丈72cmまで 最長最長袖巾肩巾36cmまで)
白生地には群馬県ブランド蚕品種「ぐんま細」使用の紋意匠地を使用しております。
※八掛なし
【帯】
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お食事会、観劇、お茶席など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。