商品番号 1491060

【卸問屋の半期決算SALE】 【紋屋井関 御寮織】 特選西陣織袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「道長取歌集松喰鶴紋」 重厚な箔、古典柄の味わい 受け継がれる織の妙技

売切れ、または販売期間が終了しました。


【仕入れ担当 竹中より】
紋織りの祖―
西陣の名門【 紋屋井関 】の類まれなる織の技術。
それが感じられる、憧れの逸品、その風格は他の追随を許さず…

重厚な箔糸使いで古典のお柄を織り上げた
特選西陣織袋帯のご紹介です。

お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。

【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。

【お色柄】
今回ご紹介の本品は紋屋井関らしい、正統派の袋帯。

ハリと程よいシャリ感を感じさせる帯地は
墨黒地をベースに、濃い青の箔糸が緯糸にふんだんに織り込まれ、
見る角度によって表情を変える仕上がり。

その箔地をベースに、松喰鶴に浮線綾、菊唐草などを込めた
道長取りをバランス良く織りあしらいました。

気品を失わないそのおだやかな色彩バランス、絶妙なデザインが
知的でスマートな印象をかもしだしております。

限られた色彩で、こんなにも表情豊かに織描き出す力量。

色留袖、訪問着、付下げ、色無地などのお着物とあわせて、
名門のハイセンスを是非ご堪能くださいませ。

素材を吟味し、決して妥協せず、伝統の織技術で丁寧に作り上げられた帯。

是非お手元で末長くご愛用頂けましたら幸いです。


【紋屋井関について】

1200年前の平安京の誕生以来…
西陣織は宮廷織物師たちによって育まれてきました。

その中でも特に「紋屋井関」の名前で呼ばれていた井関家は、
西陣の紋織創始者を遠祖にもち、室町時代の末期に御寮織物司として
任命された六家のうちのひとつとして知られております。

井関家は、その優れた技術と意匠によって名を馳せ、
公家の高倉家・山科家の両家を通じ、禁裏の装束や
公家装束、将軍・大名などの衣装を江戸末期に至るまで織り続けました。

時代の流れにともなって「御寮織物司」という制度こそなくなりましたが、
紋屋井関はその伝統を現代にも引き継いでおります。

禁裏装束の復元といった文化事業にも協力を惜しまないその姿勢は、
西陣織文化の守り神のような存在といっても過言ではありません。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添い、お茶席、観劇 など

◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下、色無地 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 袋帯)