商品番号 1490910

【特選リユースSALE】”Web限定販売!”【藤山千春】 特選手織り九寸名古屋帯 草木染 模紗織 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「閑静」 洗練、機能美の追求 通年お締めいただけます!

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 岡田より 】

古来の名物裂「吉野間道」―

南蛮渡来の縞織物であるその吉野間道を表現した、
表情豊かな作品を創作されていらっしゃいます、
名匠【 藤山千春 】氏による、手織の模紗織による
特選九寸名古屋帯。

自然の草木染の色彩と模紗織組織の調和をとりながら、
機能性と美の可能性を追求し創作されたお品で、
特にこちらのタイプはその織りの性質上、
通年お締めいただける大変重宝の仕上がり。

もとより創作数の少ないタイプでございますので、
藤山千春氏の作品のファンの方、お探しの方、
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。

【 お色柄 】
やや厚みをもたせた、しなやかでハリを感じさせる
黒褐色の紬地に、煤竹、樺茶、アイボリーの模紗織組織を段状に、
焦茶の平織りの組織を間道状に織り上げ、すっきりとした
変わり格子に見立てております。

織り込まれた色数は限られておりますが、平織と重なりあう
模紗織が奥行きを感じさせ、深みある彩りを帯姿に
添えてくれることでしょう。

【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です!
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 模紗織(もしゃおり)について 】
読んで字の如く、紗を模した組織の織物。

特別な織機を用いることなく組織的に糸状の
片寄りを作成、隙間を空けることで通気性を確保し、
また他の織組織とあわせて意匠性を持たせる事も
可能な製織技術。

同じ模紗織の組織でも、糸の種類、筬の違い、
打ち込みの強弱、織布の目的で形や風合いが異なるため、
織手の個性も感じられる仕上がりとなる。


【 藤山千春について 】
染織作家
品川区伝統工芸保存会会員

母方の親戚が八丈島で機織りの仕事をしており、
幼少の頃より織物は身近な存在であった。
18歳で東京の女子美術大学工芸科に進学。

主席で卒業後、後に女子美術大学学長を務める
染織家・柳悦孝(やなぎよしたか)の元に2年間師事。
柳悦孝の元で染織技法やデザイン案についての
ノウハウを学び、独立。
柳の元で吉野間道に出会い、独自の感性を磨き
芸術性の高い吉野間道を創作している。
自宅の庭で育てた草木や八丈の親戚に送ってもらう
島の植物を用いた草木由来の染料で表現する絶妙な
グラデーションと今までの着物にない鮮やかな
色の組み合わせが作品の特徴。

【 経歴 】
1944年 東京都品川区生まれ
    幼少の頃より母方の実家の八丈島で織物に触れて育つ
1968年 女子美術大学付属高校卒業
1971年 女子美術大学工芸科卒業
1975年 柳 悦孝先生(後の女子美術大学学長)に師事
1978年 品川区大井町(現在の作業場)で染織業を始める
    国画展、日本伝統工芸展に出展


【Web限定販売品について】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。

※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。

※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。

※ゴールデンウィーク・祇園祭・お盆・年末年始の
長期休暇にかかります場合は、通常納期にその期間を
加えてご注文いただきますようお願いいたします。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.64m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 通年
※やや厚みがございますので、真夏は避けていただくのが適かと存じ上げます。

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)