【 仕入れ担当 岡田より 】
風情あふれる和紙を使用した、手作りの糸を経糸
緯糸に用いて織り上げられた、【 諸紙布(もろしふ)】の
帯地に、味わい深い型染にてお柄をあしらった
八寸名古屋帯のご紹介です。
かなり薄手のお品ですので、単衣、盛夏の時期が
最も適した着用時期かと存じ上げます。0
流行り廃りなく、ご年齢を問わずにお締めいただけ、
軽く、一日中締めていても軽くて緩みにくく
本当に重宝していただけることと思います。
【 お色柄 】
和紙糸ならではのぬくもりある地風が味わい深い、
細い間道が折りだされた薄手の諸紙布地に、くっきりとした
配色の型染による花更紗が大胆に染め描き出されております。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 諸紙布について 】
経緯とも紙撚糸を使い平織、斜子織、
綾織などに織ったもの。
経に綿糸、絹糸、麻糸、緯に紙撚糸を
使ったものも総称して紙布と呼ぶ。
古くは和紙をよくもみ、細く切って
撚りをかけた糸で縞や格子、霜降りなどの
柄で製織されていた。
帯1本を織るためには、新聞紙二枚分の
大きさの手漉きの和紙が50枚程度必要となる。
1反分の糸を作るだけで2ヶ月以上かかり、
煮染の工程で膨張してしまうため、染めた後に
再度撚りを整える手間もかかる。
『冬暖かく』、『夏は湿気を吸収する』
たいへん優れた天然素材で、オールシーズン
使用できると言われており、締め心地もよい。
経糸・緯糸:紙100%
長さ:約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄 タレ先無地 ※手先柄(果紋:はてもん)なし
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 6月から9月までの単衣、盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 単衣、夏物の小紋、織のお着物 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。