【 仕入れ担当 中村より 】
紬の名門【 恵大島紬織物 】の7マルキカタス式、
特許を取得している「白恵泥」を用いた特選色大島
のご紹介です。
その製織技術の高さと、白恵泥ならではの
やわらかな地風をお楽しみいただける秀逸なお品。
春先のカジュアルスタイルにおすすめででございます。
【 お色柄 】
薩摩焼に使われる白泥を用いた、まるみある
おだやかなグレー地に、地色に調和する落ち着いた
彩りの絣にて、桜の花が無地場をいかした構図で
バランスよく織り上げられております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 白恵泥(はっけいどろ)について 】
恵大島紬織物の恵美知雄が確立した特許技法。
薩摩焼の中でも白薩摩焼に用いられる、白泥の
超微粒子を使用。
白泥粒子により糸にしなやかさを与え、
黄変、対抗、摩擦に対する堅牢度も優れている。
白恵泥染の大島紬は従来の白大島と比べ、
マットホワイトでシワに対する回復力が強い。
白恵泥の他、多彩なカラーを生み出した
「白恵色泥」も開発されている。
【 恵大島紬織物について 】
恵積五郎が興した大島の織元。
1969年に積五郎の息子・恵美知雄が
恵大島紬織物の2代目社長に就任。
恵美知雄が確立した「白恵泥」(白土を使い、
泥染めでありながら白い地色を作り出す技法)
で特許を取得している。
恵大島紬織物の紬は通称「恵大島」とも呼ばれる。
後継者不足により閉業した。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈165cm(適応身長160cm~170cm) (4尺 3寸 6分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (7寸 9分)
◆八掛の色:薄鼠色・無地
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)・本場大島紬
本場大島紬織物協同組合の商標
製織:恵大島紬織物
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾36cm (9寸 5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾36cm (9寸 5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。