【 仕入れ担当 中村より 】
鮮やかな彩り、素材の味わい。
豊かな自然、おおらかなひとのこころ。
本場琉球紅型―
独特の色使い、タッチで表現された意匠が美しい、
特選の琉球紅型、鮮やかな彩りで染め上げた特選九寸名古屋帯のご紹介です。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
帯地となりましたのは、紋意匠地。
霞の地紋が浮かぶ帯地を銀鼠色と灰青色に染め上げて、
意匠には菊と切模様がすっきりと染め上げられて…
色無地、小紋、織のお着物とのコーディネートで。
この色彩、デザインでしたら、無地感覚のお着物との相性もよく、
印象的な帯姿をご堪能いただけることでしょう。
【 琉球紅型について 】
それは、太陽と海の邦。
その琉球に花開いた独特の美しい染め色を用いた染色技術、それが『紅型』です
その昔、身分の高い者だけに着用を許され一般的には禁断の布であった紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
染め師が完成させるという形態で匠の技が守られてまいりました。
【 福王寺琉華について 】
「光る布」にて活動。
「光る布」は紅型作家 田中琉北氏の下で出会った4人が集まり、東京を中心に活動する紅型染制作集団。
1992年 紅型染色家 桧山典子氏に師事
2000年 古琉球紅型作家 田中琉北氏に師事
2001年 武蔵野美術短期大学テキスタイル科修了
2007年 銀座清月堂画廊にて四人展「光る布展 IN TOKYO」 開催
2007年 サンフランシスコ友好手工芸展 出品
2008年 パリ・ベルタンポワレにて四人展「光る布展 IN PARIS」開催
2009年 ネオジャパニズム第3回ウィーン展覧会
オーストリア芸術協会クリスタル賞受賞
2010年 日仏現代美術世界展 入選
2010年 個展「幸せの布紅型展」開催
2011年 第66回新匠工芸会 入選
2013年 平成24年度全国伝統的工芸品公募展 入選
2014年 平成25年度全国伝統的工芸品公募展 入選
2016年 第24回シルク博物館全国染織作品展 入選
現在 自宅にて教室主宰
表参道Wanokoto(ワノコト)にて紅型、型染レッスン経験3年 他講座経験多数
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がり時のたれ先は無地となります(メーカー推奨)。たれ先柄あり仕立てをご希望の場合はご指示ください。
★名古屋仕立て(税込11,000円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。