【 仕入れ担当 中村より 】
驚くほど…違います!
本物の「本塩沢」を織り上げることのできる数少ない織り元のひとつ、
「南雲織物」謹製の特選本塩沢着尺のご紹介です。
今までのブランド塩沢絣ものとは異なり、
全て絣の位置を確認しながら織り上げる≪手織り≫によるもの。
数が圧倒的に少なく、機のお名前もなかなかご紹介がございません。
一反一反大切に織り上げられておりますので、
高級洒落専門店さんなどで大切に一点、展示されておりますところをご覧になられたお方もいらっしゃることでしょう。
120山亀甲の無地のお品ともなれば本当にお品がございません。
本品は少し前のお品になりますので大変お値打ちにご紹介させていただきます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 色柄 】
丈夫で軽く、しかも、大変美しく仕上がり。
本塩沢の御品の中では、間違いなく大変手間のかかったトップクラスのお品です。
こっくりと深い留紺色の地。
その地一面を埋め尽くす120亀甲の細緻な亀甲絣
手織独自の有機的な自然の風合いがぎゅっとこもったお品です。
【 本塩沢について 】
国の重要無形文化財である越後上布より受け継がれた技を絹織物に取り入れ、
古くは塩沢お召として愛され続けております。
経済産業大臣指定、伝統的工芸品のマークが貼られる本塩沢。
それは、以下の要件を満たすものだけに限られます。
≪技術又は技法≫
(1)先染めの平織
(2)縦糸の絣と横糸の絣とを手作業により柄合わせし、絣模様を織り出す事
(3)地糸に使用する横糸は、米のり、その他の植物性糊料を用いる
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
(4)絣糸の染色法は「手くくり」「手摺り込み」「板締め」
又は「型紙なせん」による事
(5)しぼ出しは「湯もみ」による事
≪使用する原料≫
糸は生糸を使用する
≪製造される地域≫
新潟県南魚沼郡塩沢町・六日町
その特徴は、緯糸に強く撚りをかけることでさらりとした中にも、
しっかりとしたシボ立ちを感じさせ、シャリ感のある独特の地風は、
他の産地織物には変えることのできない独自のあたたかさを感じさせてくれます。
絹100%
長さ12.2cm 内巾36cm(最大裄丈約68cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 観劇、ランチ、女子会、街着、行楽、ご趣味の集まり、お稽古事など
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。